2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

プラネットOFゴリラ(68)

まずプリンスは時間帯と時間を屋根を例に取りながらゴッドの前に晒します。屋根1枚は、1日。この屋根が365枚で、1年です。神様は承諾しません。1年以上は、屋根はもつ。1枚はだから、10日と計算すべきと、ゴッドは断じて譲らない。しかも、腹に一物あるプ…

プラネットOFゴリラ(67)

過去を起点として、今の自分は来てはいない。プリンスは強調して語気を荒げます。私の周囲で、私を支えた者は、全員すでに亡くなっている。それをいかに受け止めればいいのか…父、母、伯母と、プリンスはすべての恩人だけでなく、夫も、失っていたことで、天…

プラネットOFゴリラ(66)

時間の解明は個人の問題にはしないことが鍵になる。プリンスはすでに、解明していた。しかし、神がプリンスを透視出来ないはずもなく、それを速く出すよう暗にも催促していたのです。愚かなる国民に、すぐさま、開示するのをあえて回避したのです。そういう…

プラネットOFゴリラ(65)

時間を解明する段取りを、ゴッドはPrinceに対し、啓示として与えます。これまで、過去のあとに現在が来ていた。未来はなかった…少なくとも今日が終わらない限り未来はなかった…それを、覆す!?ゴッドは鼻息を荒げます。未来はPrinceのなすがまま…命の…

プラネットOFゴリラ(64)

未来の前に現在は横たわるのではない。そのことに、誰かが、気がつく訳がなく、過去のあとに、現在が、来ているとは、言い難い。ゴッドは奇策を考える起点にするのです。過去、現在、そして未来の積み木を、まずは、沢山作るのです。これはどう動かそうと自…

プラネットOFゴリラ(63)

Princeはふたつの顔を持っていたことに、改めて覚醒します。世の中の片隅を生きることで、充分、満足。しかし、後者では別の、主張も抱いていました。自分の、存在を知らしめ、脚光を浴びたい。どちらが本物なのか、しっかり自分に問い掛けます。七の…

プラネットOFゴリラ(62)

根が優しいプリンスは自己改革の要請に見舞われていました。スタート地点で、もみ合いになるのです。なぜ、罪を犯した者たちが一緒にいるか?これではスタートの号砲は打てない。真の開始にはならないからです。合法でなければ日本の正義にも悖(もと)る。…

プラネットOFゴリラ(61)

わがままで、マイドリー厶岩石の塊のようだったブリンスに、箔が付いたのも、ひとつ年輪が、評価の対象になっていました。日本にはPrinceほど、原稿執筆をした者は存在はせず、それを今でも保管している事実が物語るのは、日本人の生真面目さ。改めて…

プラネットOFゴリラ(60)

例え20代であったとしても、同じスタート地点であることをプリンスは有り難く頂戴していたのです。67歳になろうかという、自分の姿は20代前半の彼には、おがくずにしか映らない。そのことが、まぶしかった。プリンスがゴミ処理でトングから落としたものを、…

プラネットOFゴリラ(59)

自分に送られた啓示を成就させていく手法を取れたのは、いかにも遅くてプリンスが67歳のバースデイを迎える直前の6月のことです。なぜ、ここまで気が付かずに安穏としてきた?とプリンス本人がくやしさに打ち震えるくらいに気がつくのは遅かったのです。…

プラネットOFゴリラ(58)

Princeの逆転は狂歌を発祥とする…この啓示を成就させるために鬼の居ぬ間を容れた狂歌をいくつか出して行くうち、鬼に金棒(かなぼう)は突如、浮上して来ます。四時間以上も考える時間はあっても、何も浮かばなかったのに、西瓜割りが発端となり、Pr…

プラネットOFゴリラ(57)

プリンスがゲットした境地は難しいけど、楽な立場でした。それは自分が全く動かずに世相をリトマス試験紙によって試験するというもので、そういう立場をゲット出来たのも透視の効能でした。いやらしい透視能力です。たった今・・・人が考えていることを読ん…

プラネットOFゴリラ(56)

妥協することがプリンスには往々にしてあり、そこから脱却することがまずは、己の課題として大きな試練として浮かび上がっていました。それは今までとは違うゾーンに来ていることを認識出来るバリアでもあったのです。風采も上がらない表面上のプリンスは続…

プラネットOFゴリラ(55)

いつ倒されてもおかしくないひょうひょうとしたプリンスの存在感が押しも押されぬ存在感になっていく過程には長い時間がかかると思われていたものの現実は逆を取った形に収まる。意外過ぎる結果だった・・・この国は新しい人材を無視する国ではなく、これか…

プラネットOFゴリラ(54)

神にとっての肝いりの人材こそが、プリンスでした。その愛に答えることが最短コースであるにも、関わらず、ここまで、もつれたのも、プリンスが精神的軍略を構築したからです。美しい心だけで世の中を渡り合うことは、かくも、難しいことを肌で聡ったからに…

プラネットOFゴリラ(53)

パーマ大佐が頭に浮上してきます。彼の音楽的資質を認めているプリンス・・・しかしツテがありません。プリンスには七人の侍がいる。利益が出たら、七人で折半との有意義な施策でプリンスは陣頭指揮を取るので、まず、このメンバーに期待を寄せて彼ら主体に…

プラネットOFゴリラ(52)

危惧したことは、現実と化けてプリンスを請願攻めにしてきます。神は躍動的でじっとはしてない。催促力に根負けしたプリンスは自分の立場を堂々と捲し立てます。最初が肝心なのは物事すべてに共通でした。プリンスはまず、自分が主体である…を明確にしたので…

プラネットOFゴリラ(51)

お前は私のしもべなのだ…ゴッドはPrinceを前に任命します。プリンスは恐れます。覚悟を持ってゴッドに対峙し精いっぱい声を張り上げて、私の性格をよく、ご存知でしょう?と、まずは、はてなウィンカーを出したのです。…私は天邪鬼にございます。ゆえ…

プラネットOFゴリラ(50)

素晴らしい感触で未来を捉える寸前まで行ったものの2026年の啓示が出され、プリンスはガックリ落ち込む。なぜ、来年や再来年ではないのか?2016年に出来なかったことが10年の歳月を経て、ようやく、到達を見るのだという。果てしない時間の揺り籠…

プラネットOFゴリラ(49)

誰も知らない間にめきめきと力を付け、独自の視野を温存することに成功したプリンスは次の啓示に取り組み始めていました。無造作にしているだけで、プリンスは良い…というものです。号砲の中身はそれを確認する音。衒いもみずから付けても良い、それは華にな…

プラネットOFゴリラ(48)

過去は過去、パスタを茹でた水ほどの価値もない…そう自分の中で解決したとき、仲間のコンビニスタッフが妙な話を始める。そろそろ、白湯がボトルで出て欲しいよね。プリンスが普段からミネラルをあまり飲まないゆえ、意味がいまいち分からず、黙って聞き耳を…

プラネットOFゴリラ(47)

形勢は盤石とは言えず不利でした。プリンスには先のことがわかるゆえの変更がすこぶる多い。だから、周囲に不満を与えることは少なくはなかった…しかし、それすら、上手く交わす能力にたけていたのです。バックれ術です、そうだと見せかけ敵を安心させておい…

プラネットOFゴリラ(46)

巷に溢れる、他者を傷つけ快感を得ようとする輩たち。この存在をいかに鎮圧するかは、他がやるべきを判別したプリンスです。今の自分の仕事に直接影響を及ぼさないはずもない。義務教育にも職場にも悪い影響を及ぼします。好きな者同士仲良くして、自分が嫌…

プラネットOFゴリラ(45)

しかとや、ガン無視では、なかなか、大衆に伝わり辛い。シカットという新語を編み出し、プリンスは無視をまず、日常圏内へ導入することを第一としました。無視が良い意味を包括することは、たまにあるからです。例えばむちゃくちゃ悪い評判のよろしくない輩…

プラネットOFゴリラ(44)

プリンスほど、頭角を現すまでに苦難は立ちはだかった例は、日本にはありません。一回は、プリンスですら堪えられず、世に出ることを諦めたほどの徹底シカットを受けて執筆を断念したのですが、それに付随するような出来事がコンビニでも起こっていました。…

プラネットOFゴリラ(43)

収入がないことで、作家としても隅っこに置かれ、誰ひとり、著作権のことすら論じません。かなり傷心の身のプリンスと思いきや、収入だけで人物を測る今の制度自体を抜本的に組み替える、評価額組み換え作業にも着手していたことでも、明暗は分かれていった…

プラネットOFゴリラ(42)

いよいよ、我が世の春か…という程の陶酔を道真のように詠まなかったのも、神から与えられた、才を、国民と、共に運用したい!との真摯な気持ちから出ていました。プリンスは突如として出て来たわけではなく、ずっと同じ状況を保ち47歳までは来ていた。しかし…

プラネットOFゴリラ(41)

生まれたときからみんなが持っている宿命を、プリンスはみずからの生い立ちを例にしてその範疇で鑑み、識別する傾向がありました。それは人から見ると屁理屈の類にしか映ってはいない。あらかじめそこを了承していたことは、効を奏じ始めていました。人為証…