プラネットOFゴリラ(45)

 

しかとや、ガン無視では、なかなか、大衆に伝わり辛い。シカットという新語を編み出し、プリンスは無視をまず、日常圏内へ導入することを第一としました。無視が良い意味を包括することは、たまにあるからです。例えばむちゃくちゃ悪い評判のよろしくない輩たちに対峙をする場合、ほぼ皆で、この方法で徹します。相手による。そして、もうひとつ存在します。存在があまりに、ちっぽけだと、無視の対象物に認定される。これも、致し方ない。蟻なども入る。あと、あまりに、図々しい奴や、立場をわきまえない輩には、皆が暗黙のうち、合図し合い無視を断行します。川柳にしたいくらい、これは、おかしみの溢れ返る世界。人と人の場合は、普通ぶつかれば、音はする。不協和音が出ればみんなが気が付く…プリンスは非売品とも言えるシカットという新語がまず必要だと睨んだのです。