2023-01-01から1年間の記事一覧

プラネットOFゴリラ(89)

プリンスには、6才下の弟がいますが、彼も同様に、16歳で落ちこぼれに認定され、辛い青春期を過ごして来たのです。似たもの同士の姉と弟で、プリンスは67歳で弟が61歳でした。人生をしくじり組のふたりが、実は、プライドの塊だったことはまだ、世間は何も知…

プラネットOFゴリラ(88)

1988年、プリンスには次男が生まれ、この児が、物怖じの全くない息子で自分の、思いを真正面から話す、話せるトリックを持っていた為に、プリンスはそのとき、ふいにも暗示を貰うのです。子供は親を代弁する能力を習わずとも、会得している…お前が何かを証明…

プラネットOFゴリラ(87)

怒ることは、いけないのだと、常に相手に気を遣う人生をちゃぶ台返しにすることに、意味がありました。そのちゃぶ台に何も商品がないなら、意味は全くない。プリンスはあらゆるモノをそこへ展示して、人々の眼前に晒すことをアイムにします。プリンスは全く…

プラネットOFゴリラ(86)

逃げるように故郷をあとにし、どこか、遠い場所で再生を試みたい。16歳の頃からずっと考えていたことは、エスケープでした。人の心が見えることが、その欲望を促進したと言えます。落ちこぼれとして、格下に見られる辛さは経験した者にしか、わからない。そ…

プラネットOFゴリラ(85)

プリンスは自分が悪くないにも関わらず、常に謝る人生でした。思いきって卓袱台返しにしようと思います。なんで?これまで、下手(したで)に出るしかなかったか?というと、世間の評価は中々得られなかったからです。男女両面を持っているゆえの、不安定さ…

プラネットOFゴリラ(84)

ライバル同士が力を極限まで出して戦う同士なら、わかる。コンビニはお互いを信頼しながら笑顔で働く現場です。プリンスはあることに気が付きます。間違いなくシルバーが足を引っ張る恐るべき現実。確かに年の功が見られるシルバーはいます。しかし、現実を…

プラネットOFゴリラ(83)

また先輩は、朝から突っかかってくる。温度チェックで冷凍庫下のタンクまで全部点検し、水も捨てたのに、床が湿ると文句を垂れてくる。少しこぼれたから、雑巾で綺麗に拭いたからこそ、その跡がある。まだ、これでもか?これでもか?と、いちゃもんを付けて…

プラネットOFゴリラ(82)

個性が強すぎると、幼いときから、教師たちが指摘したのも、今にして、ようやく理解が出来る。ブログを運営してないなら、解明は難しく、プリンス自体が、今日の今日まで、もつれ込む…しかし、わかっただけで随分と前進出来た。幼児の頃から言われた言葉は、…

プラネットOFゴリラ(81)

プリンスは67歳を皮切りにして、完全ににしじまひめるから離脱。思いきって選択したことは、普段から迷うことの多くあるプリンスにしては、かなり、現実的、具体化した形を選択出来た。7つの人格のうち、ひとりを選択し、日常を謳歌して行くことで、コレまで…

プラネットOFゴリラ(80)

執筆しながら、7つの宝石を慎重に振り分けて行くうち、プリンスには、ようやく、ことの詳細が、わかって行くのです。これだけの人格を内蔵している自分の複雑怪奇。誰もが戸惑うし、誤解を与えかねない装備であった。しかし、多重人格では全くない。否定は出…

プラネットOFゴリラ(79)

おべんちゃらを言って先輩に取り入ることをみずから廃止して、先輩に、自分の欠点を挙げて、知ってもらう方策を採ったのです。自分は嘘もつくし、切れやすい。失敗したら、言い訳するし、どうしようもない、箸にも棒にも掛からないだめ人間なんです…先輩は顔…

プラネットOFゴリラ(78)

バイト先で起こったことは、自分の人生を、ともすれば頓挫を余儀なくさせかねず、鑑みたのです。さっくさくコロッケのままでは、なぜ、いけなかった?名前を変える必要が?そこへの疑問符もありました。複雑怪奇な経路に迷い込みそうになるも、みずから北海…

プラネットOFゴリラ(77)

自分では丁寧な仕事をしているつもり。しかし、年上の同僚から、信じられない評価を貰いプリンスは考え込みます。なんと…嘘つきだと言う。相手にはしないでおこうと、最初は無視するつもりが、知りたいキモチに段々となっていく。作家の性(さが)が食指を延…

プラネットOFゴリラ(76)

プリンスが誰に靡くかで日本経済の勢力地図は塗り替えられていく。そのことを、まだ、35歳であったプリンスの短歌から、嗅き取り、抹殺を履行した輩たちの読みの速さは言うまでもない。芽を摘んでおかないと、将来は自分たちを脅かす存在になることは想像の…

プラネットOFゴリラ(75)

自分の本当の姿が日本人には、全く今は見えないなら、それはそれで充分だと、Princeは素直に事実を受け容れます。1億の人間にまだ見えないそのことを鑑みたとき…それなりに、国民はリスクを抱えて今日あることを、あえて伝えません。Princeはみずからをまだ…

プラネットOFゴリラ(74)

自分が常に水先案内をするのは、正常を旨とはゴッドの大義名分ではあったものが、崩れていました。しかし、大チャンスでもあったのです。Princeは人を攻撃しないことでは有名でした。優しい寛容の心が大衆の心を引きつけていたくらい、心根が善を祖としてい…

プラネットOFゴリラ(73)

Princeの、頭には常に大谷翔平がライバルとして位置していたことはゴッドには分かっていました。日本のバース・デイ、アメリカでの明日のバース・デイを機にPrinceが、自己研鑽の主旨をおもむろに発表する段階にあること…そこまで掴むをしながら、ゴッドが指…

プラネットOFゴリラ(72)

ゴッドはしばらくプリンスを包囲しないことに決めます。明らかに異変が見られたからです。これは…慎重に吟味しないといけない分かれ目に匹敵したからです。ゴッドは明らかにプリンスに構いすぎた。それは弱者に間違いなく見えたから…しかし、昨日、プリンス…

プラネットOFゴリラ(71)

自信に漲る今の状況に比較して、プリンスは15歳からずっと劣等感の塊で、潔く、学業の不振を認めるでもなく、酔っぱらいが管を巻くように、鬱屈とした様相を醸し出していたのです。か弱いプリンスは味方を求めて、ゴッドも精神上の支えになったのに、65歳を…

プラネットOFゴリラ(70)

プリンスは背中を、押されていました。まだ下を見てない。断崖絶壁の海の可能性もあり、見ないでおくことにする。全権が覇権として来ていながら躊躇がまだあった…どこにいて、皆の衆を指揮するか?重大な疑義を看過してしまうと、あとから不具合は浮上する。…

プラネットOFゴリラ(69)

日本からやばい人材が出ようというとき、ブリンスの身のこなしは優雅過ぎてゴッドは巻かれまいと気をつけていました。巻かれまいには基本、ふたつ意味があり、迷子にさせられる危機。なぜ、先のことが分かるのか?ゴッドの手の内は透けて見える状態にあり、…

プラネットOFゴリラ(68)

まずプリンスは時間帯と時間を屋根を例に取りながらゴッドの前に晒します。屋根1枚は、1日。この屋根が365枚で、1年です。神様は承諾しません。1年以上は、屋根はもつ。1枚はだから、10日と計算すべきと、ゴッドは断じて譲らない。しかも、腹に一物あるプ…

プラネットOFゴリラ(67)

過去を起点として、今の自分は来てはいない。プリンスは強調して語気を荒げます。私の周囲で、私を支えた者は、全員すでに亡くなっている。それをいかに受け止めればいいのか…父、母、伯母と、プリンスはすべての恩人だけでなく、夫も、失っていたことで、天…

プラネットOFゴリラ(66)

時間の解明は個人の問題にはしないことが鍵になる。プリンスはすでに、解明していた。しかし、神がプリンスを透視出来ないはずもなく、それを速く出すよう暗にも催促していたのです。愚かなる国民に、すぐさま、開示するのをあえて回避したのです。そういう…

プラネットOFゴリラ(65)

時間を解明する段取りを、ゴッドはPrinceに対し、啓示として与えます。これまで、過去のあとに現在が来ていた。未来はなかった…少なくとも今日が終わらない限り未来はなかった…それを、覆す!?ゴッドは鼻息を荒げます。未来はPrinceのなすがまま…命の…

プラネットOFゴリラ(64)

未来の前に現在は横たわるのではない。そのことに、誰かが、気がつく訳がなく、過去のあとに、現在が、来ているとは、言い難い。ゴッドは奇策を考える起点にするのです。過去、現在、そして未来の積み木を、まずは、沢山作るのです。これはどう動かそうと自…

プラネットOFゴリラ(63)

Princeはふたつの顔を持っていたことに、改めて覚醒します。世の中の片隅を生きることで、充分、満足。しかし、後者では別の、主張も抱いていました。自分の、存在を知らしめ、脚光を浴びたい。どちらが本物なのか、しっかり自分に問い掛けます。七の…

プラネットOFゴリラ(62)

根が優しいプリンスは自己改革の要請に見舞われていました。スタート地点で、もみ合いになるのです。なぜ、罪を犯した者たちが一緒にいるか?これではスタートの号砲は打てない。真の開始にはならないからです。合法でなければ日本の正義にも悖(もと)る。…

プラネットOFゴリラ(61)

わがままで、マイドリー厶岩石の塊のようだったブリンスに、箔が付いたのも、ひとつ年輪が、評価の対象になっていました。日本にはPrinceほど、原稿執筆をした者は存在はせず、それを今でも保管している事実が物語るのは、日本人の生真面目さ。改めて…

プラネットOFゴリラ(60)

例え20代であったとしても、同じスタート地点であることをプリンスは有り難く頂戴していたのです。67歳になろうかという、自分の姿は20代前半の彼には、おがくずにしか映らない。そのことが、まぶしかった。プリンスがゴミ処理でトングから落としたものを、…