2023-01-01から1年間の記事一覧

プラネットOFゴリラ(119)

幼い頃から、弟と一緒に歌ったアニメの主題歌。彼はまだ幼いなりに、音楽の真骨頂を、姉という六歳上のメンバーと足並みを合わせつつ、感得していた喜びは鮮明に蘇り、プリンスはテレビのある部屋を思い出していました。鉄腕アトム、ロボタン、そしてソラン…

プラネットOFゴリラ(118)

今棲む家の修復にお金を掛けるのではなく、思い切りを付けて、住居を売る計画をプリンスは立てていました。弟に相談すると、夫亡きあとの、今は、半分があなたの権利、それを行使して、自分の債務の返済等は出来るとアドバイスをくれ、あなたには音楽が後押…

プラネットOFゴリラ(117)

プリンス自身はたいしたことはないのに、周囲が凄すぎて、それはセブンイレブンのオーナーがプリンスに下駄屋の話をしてくれた時…その時刻を忘れもしません。プリンスには以前より啓示はあり、随分と前からおがくずの4文字が、耳に入るとき…は特別に取り沙汰…

プラネットOFゴリラ(116)

PRINCEは金(きん)を買い漁る間にも、バッグに傾倒する芽を家族によって養う毎日でした。購入したゴールドは以前より、グラムが減る。金の値が高騰した証明にはなるも、次第に資金繰りに喘いで行くのです。このままでは、金の重さに押し潰されてしまう…プリ…

プラネットOFゴリラ(115)

プリンスはゴットと手を繋ぐことは、有利と判断します。有利か?無駄かをプリンスはソッコー識別は可能だったのです。プリンスの足りない部位をゴットなら、一両日に集める手腕を持っている。来た者を拒むのはいかにも早計…プリンスには計算が成立していたの…

プラネットOFゴリラ(114)

リーダーとしての容器(うつわ)にないどころか、リーダーシップの湿布をみんなに貼りまくり、やがて、みんながその湿布を、国民が個々に欲しがり始めたとき、ゴッドはやっと、あの文句を思い出したのです。欲しがりません勝つまでは…そして、ゴッドはこの民…

プラネットOFゴリラ(113)

リーダーとしては、凡そ的確ではない…そうプリンスのことを高を括って見ていた自分の過去を戒めるゴッドです。正しく、筋金入りの経験値を持っているバイト先のスタッフとの出会いと交流から、段々と、プリンスは世界的視野に具体的に拘るように変化をしてい…

プラネットOFゴリラ(112)

ナンバープレートみたいに、各企業は確定曜日を持っている。スーパーは火曜日だ。昔なら数字で行く企業は多くて、ダイエーなら、一の市だった。なんで?ゴッドはファミマでいかんともし難い気持ちに襲われてしまう…コンビニが、まさか、曜日を奪取に今の今、…

プラネットOFゴリラ(111)

曜日を先に取得することは、いかに今後の為に大事なのか?ゴッドも前には出ないと、曜日自体を他に取られてしまう危険性が迫っていました…一体何曜日が、最も、リーズナブルなのだろう。日曜日は、モールがすでに奪取し、空きがあまりない。毎週、何曜日が出…

プラネットOFゴリラ(110)

時間を大幅にふたりの間に置くことで、何が見えてくるか?ゴッドは試そうとしていました。自分が優位に立たなければ自体は動かない…との思いが先に立った状態にあったのです。しかし、意外な展開に、固唾を飲み込む…なんと、プリンスの境遇に憐れみを抱き、…

プラネットOFゴリラ(109)

日曜日はルビー、月曜日はエメラルド、火曜日はアクアマリン、水曜日はイエローダイヤ、木曜日はピンクパール、金曜日はオパール、土曜日はブラックオニキスと、曜日ごと、力を分散させてブログアップする手法は、人格が、いかに、大勢あるかを誇示するだけ…

プラネットOFゴリラ(108)

ゴッドはなぜ手強い相手であることに、最終場面で気がついたのか?みずからの不手際を悔いました。こんな多角型の人間性を持っている相手を前にして、いかに、料理すべき?まだ攻略は掴めてはいない状況だったと言えます。いや、まな板の上にいつ、自分の方…

プラネットOFゴリラ(107)

立場逆転の瞬間を見逃したことで、ゴッドはある意味に於いて、平安という傍観席を獲得出来たことに気がつくのです。現世には責任という縛りがあり、何かにつけ、いちゃもんを付けたがる連中はいる。大勢いる幕下連中の排除のためだけ、ゴッドは利用されてい…

プラネットOFゴリラ(106)

ゴッドは下書きをしながら脚本を完成させる、脚本家の道のりを愛していました。しかし、プリンスに、それを無碍に遮られるのです。私の前途に関わるな!!厳しい眼差しで突かれようとも、ゴッドには忠誠心が漲っていたのです。離れられない事情が絡んでいた…

プラネットOFゴリラ(105)

立場が逆転していることは、ゴッドに覚醒を促しました。一矢を報いる。なんでか、この表現しか、見当たらない。なぜ、この人物を推さないといけないのか?ゴッドは三日三晩掛けてじぶんに問いかけた結果は、みずからの衝動に素直に感化されよ…との答え。彼を…

プラネットOFゴリラ(104)

ゴッドはスロット、バニーガールのイントロこそが、プリンスにはぴったり合うと以前から目星を、付けていたのです。足が遅く、運動会が大嫌いなプリンスにとって、てるてる坊主は憎らしい宿敵だった。ゴッドは一矢を報いたい気持ちに至っていました。あのイ…

プラネットOFゴリラ(103)

ゴッドにはプリンスの頭脳の俊敏さについては行けない難儀さを否定出来なかった…それこそ、熟慮型の欠点でしたか、全く、それに対して手を打って来なかったゆえの被トバッチリは想定内でした。プリンスの今の自由な動きを、看過は出来ても、自分はついては行…

プラネットOFゴリラ(102)

もう少し薄生地マスクにしたら良いのでは?それは、既に、度し難い要求です。どういうことかな?僕がこの超快適を付けるには深い意味があるんです。何があったのかね?プリンスには自信は芽生えていました。67年目にして、片羽根を与えられ、意気揚々として…

プラネットOFゴリラ(101)

お前は2018年、グーグルガイドで多良見のニトリに行ったとき、自分を自分で撮影したな?はい。あのとき、スマホで自分の鼻が隠れた喜びを忘れません。次は?多良見でファミマにアルバイトに入ったときです。それは2019年だろ?はい。歯がない貧相では、接客…

プラネットOFゴリラ(100)

鼻に自信がある者は堂々とこの時期に、マスクを取るが、お前はいっこうに排除しない。暑くはないのか?ゴッドは素顔のプリンスに問い掛けて来ます。プリンスにはマスクを外す勇気がまだない。このことは、誰にも言わずに心に留めては来たものの、ゴッドがあ…

プラネットOFゴリラ(99)

お前は自分の力をあらかじめ、知らされ、この世に誕生した唯一無二の生まれ方をしている。プランスは黙ったままで耳を傾けていました。人類がどこでそれに気がつくのか、そこを厳密に知りたかったがこの未明、答えは出たようだ。お前は起用される。そして、…

プラネットOFゴリラ(98)

アラジンだってミルキーバーだって、こなしたお前は、どういう訳か…大工の源さんと、ミリオンゴッドには手を付けなかった。なぜなんだ?ゴッドはつまびらかな視線を、送りながら、言葉を掛けてきます。深い理由などありません。いや。お前は知っていたはずだ…

プラネットOFゴリラ(97)

みんながみんなクラスメイトは同じ思惑でいたことは、掴めて来たプリンスです。あいつは、バックレて、しまいには、どうなった?そこまではわからんが、バックレたからには、終わったんだろう。同窓生等はそう認識していたのです。ゴッドは段差は歩くとき、…

プラネットOFゴリラ(96)

プリンスの名前は徐々に人々の頭に浸透はしていくものの、逆にふるさとの人に限って、プリンスを思い出せません。高校のときにバックレていたことで旧友たちの頭の中から消えてなくなっていたからです。プリンスはみずからばっくれたわけではなく留年はした…

プラネットOFゴリラ(95)

お膳立てはすべて、整った…プリンスはゴッドと対峙を再び試みます。これで良いか、それとも、何処かに難が隠れているか?ゴッドの稟議は重要だったのです。日本の起源にも深い関係があったからです。ゴッドは静かな面持ちではありましたが、驚嘆を込めながら…

プラネットOFゴリラ(94)

プリンスの存在は日を追うごとに、大衆に浸透していましたが、あまりの新鮮さに皆が嘘だろ?を連発。自分はフレッシュジュースそのものなのか?新しい現実に、味が加算され、現実味に卒倒しそうになる。しかし、虻蜂取らずにならない施策を練り込む必要性を…

プラネットOFゴリラ(93)

プリンスは時間は永遠の大風呂敷で、焦ることはない。そう高を括って来た人生を思い返し、このまま、生涯をアルバイトで倒れるまで働く図式を、一旦自分の中で白紙にしてみたのです。それをしないと、前には進めない。働き蜂から、働き方改革のゾンビバガー…

プラネットOFゴリラ(92)

少なくとも、大人のほぼ全員は次のように思っています。子供には所詮、何も、出来はしない…これこそ、偏見の類で卓袱台返しは必須でしょう。しかも、良いことは、重なり重複していた。これも台頭する語彙でした。シルバーには、所詮、何も、出来はしない。プ…

プラネットOFゴリラ(91)

勝算、称賛、小3。この3つは己にまつわる不滅のキーワードで、勝算はいわずもがな。皆に浸透しつつある。2つ目の称賛は勝ちを収めると同時に噴出してくるもの。3つ目は小3。これはプリンスの頭脳の背景にある年代設定です。9歳に自分の頭を据え置くのも、…

プラネットOFゴリラ(90)

恐らくプリンスが良くなれば、弟にも、良い異変は否応なく訪れるに違いない。プリンスには、確信があったのです。姉を常にお手本としながら、彼は世間を見ていたからです。姉の楽曲を聞きながらハーモニーを時には試しながら二人は仲睦まじく、両親の、深い…