プラネットOFゴリラ(77)

 

自分では丁寧な仕事をしているつもり。しかし、年上の同僚から、信じられない評価を貰いプリンスは考え込みます。なんと…嘘つきだと言う。相手にはしないでおこうと、最初は無視するつもりが、知りたいキモチに段々となっていく。作家の性(さが)が食指を延ばし、これこそが、プリンスの真実を網羅する言葉ではないか?と。原因は揚げ物のコロッケでした。さっくさくから、北海道産ジャガイモコロッケに替わった時点で、右のコンロの二番に変更になったのに、プリンスはそれを知らず、左のコンロの2番のままで揚げていた。彼女にも間違いを伝えてしまったことで、嘘つきだと、罵られるようになっていたのです。