プラネットOFゴリラ(114)

  

リーダーとしての容器(うつわ)にないどころか、リーダーシップの湿布をみんなに貼りまくり、やがて、みんながその湿布を、国民が個々に欲しがり始めたとき、ゴッドはやっと、あの文句を思い出したのです。欲しがりません勝つまでは…そして、ゴッドはこの民族の特異性にようやく覚醒していく。勝ってないから、プリンスを、求めることにはならなかったという、消極性です。そこに先に目をつけ、淀みのないマナコを開き、国民を導くプリンスの企みさにゴッドは自己主張してる場合ではないことに気がつくのです。への突っ張りは止めて、彼の配下になるべく、ゴッドは走り出します。どうか、この私めを、配下に置いてください…プリンスはゴッドが寝返ることはとうの昔に、計算済だったのです。