貞彦編822

 何かを掴む・・っていう今日は本当に身も引き締まる日になる。父親の名前をこのコーナーに付けた意味も少しずつ浮上してきた。あんなにコンビニで人様の本をコピーしていた父の姿を思い出しては、ようやく、ひとつずつ見えて来て克明な秋になっている。与えられた人生には限りがあって皆がそれぞれの余命を持っている。神様から与えられた時間といってもいい。なぜ、父は・・・長生きした者(もん)が勝ち!!ってそればかりを連呼したのだろう?随分と横着に聞こえた。そしてなぜ、あんなにたくさんのお惣菜を買い物(もん)していたのだろう。それが、あの頃あたしが受けた印象だったけど、父はあたしにこう言いたかったのではないのか?てようやく見えて来た。僕たち日本人って不可思議な部分であっても真に受けて、それを盲信してきた民族かもしれない。容子さん・・・是が非でも見極めてくれ!!って。自分は他にやりたいことがある。それゆえ時間もない。この件では全部を一任するっていう父からのバトンタッチだ。私に対して懐疑的な思惑も世の中にある。エゴイズムを言う人々が巷にあるだろう。そういう一切合切を含めて父は、疑惑自体を一掃する力を、これまで蓄積してきたのは、他ならぬ容子さんだよ・・・と今語っている。信じてみようと思う。ちょびっとばってん今後が認められる。私はもっとも自分を愛してくれた人間を信じることにした。迷いは全くない。では一句いってみよう。買いもんに 今日は手のんで 出掛くっか☆瑠姫☆(播州弁にまだ変換出来ないよーーー(汗))