いつかは正社員へ

 自分の子供を当歳で亡くす・・・そんな辛い経験を父は一回目の結婚で味わう。可愛い女の子・・・生きていれば私より五歳上のお姉さん。いつも思うのは経験が与える挫折の真価。父がもしもそういう悲しみを経験しなかったならもっと結婚に対する構え自体が違ってた・・・とそう解釈する。子供が生きている・・・そして元気に暮らしている。どうにかこうにかでもいいじゃないか?だって生きているんだもん・・・そういう切ないおおらかな思いが父には常に根底にあったと思う。こてんこてんに結婚相手から苛めを受けようとも、子供の命をいとおしむ気モチ。それは悲しい体験を味わったからこそ出てくる思慮に相当で私も今元気に子供達が巣立っていったことを支えに出来る。まだ、ひとりだけ不安定な子供もいますが、長男もようやくお試し期間を脱出して正社員を獲得したようで祝福する。苦しくても匙を投げず踏ん張って行く若者の食らいつく気モチに乾杯!!苛めだっていつかは止む。その時が勝利のとき!!上がらない雨がないようにとことん信じる、我慢する、そして自分の境遇をひと様に伝えられるオープン志向!!そこが成功の基盤になる。