貞彦編684

 黄泉の国にいてもこの題名に反応する父だろう。もしも和彦で反応する?いやそこは微妙だ・・・和という字が大好きな父はこの和するこころを常に言う人だった。だが、あたしたちの仕事は和することが時として迎合に関与をすることも多くある。常に孤独と孤高を愛する姿勢でいれば文学は誤ることはないのだとみずからを律する。ユーモアやコミカルの部門に自分が該当するなど、30代の頃は思いもしない。しかし本当に自分では気が付かなかった領域を父が気付かせてくれた。なんということだろう・・・そんなことがあるの?って。父はあたしのいい加減さをもっとも知る人物でその心の柔和さやゆるりさが川柳と密接と睨んだのだろう。(一旦退席、家の玄関から声がしてキッチンの窓を締めて欲しいって家族に頼まれる)身長が低いので届かないのだ。☆23943☆