貞彦編344

 もしも壮烈な苛めに遭ってそのせいで自分の人生はダメになった・・・証明出来るし、慰謝料も貰う権利ある・・・って思ってもどこか、この真実には抜けおちはあるとあたしは思う。なぜなら潮を見て下さい。満ちる時、引く時がある。それが自然の摂理だとすると、苛められたという事実だけで、人生をふんぞり返って過ごすと今度は自分にその潮が満ちてきて大変なことになるのです。みんなが平等ではないけど、どんな出自であっても悲観してはいけません。神様は、チャンスに関しては、平等に与えている。あたしは人生65年生きて来てそこが平等だったな・・・って今振り返ることが出来る。リアル神が常にご覧になっていることは言える。だから、もしも、苛めに遭ったとしても立ち直って、前へ歩んでいく姿を神は待っておられるのです。白い波がつま先を洗って波がうち寄せていたとします。ぼんやり寝ている間に、みち潮なら海にさらって行かれる。引き潮だと、あらかじめ調べていても、ぼんやりしていては良くないのです。逆に、苛めた方が采配を握る社会が構築してしまっている・・・そういう事態を迎えたくはないでしょ?謝罪もせず、社会で大手を振って、のっしのっし歩いているんですよ?そうならない為に精進はあるのです。