貞彦編〔166〕

 もしも自分が苛めに遭ってもうダメになりそうだ・・・っていうときちゃんと解決の為に動こうとしてくれる人が身近に存在するのなら嬉しいし心強い。しかし苛めに遭ったことさえ隠し、何も話さず完了を迎えたい、例えばこう言われる。このままそっとしてくれ・・・って。周囲は動けない。いや、改めて言おう。大事なのは御本人の意思。いじめを改善したくともそれをすることで自分が窮地に立たされる。大抵悩み口をつぐむ。この傾向は日本だけではない。マグダラのマリアは強い女性で彼女の言葉を引用したい。決して彼女のように強くなりなさい!!ってあたしは言いたいのではない。彼女は聡明な仲間たちから分裂を余儀なくしてしまう、あなたの存在自体が・・・とまで言われるけど、私は口をつぐまない。発信することを続ける!!って。自分と置き換えてそうなりたいな!!って今はそこまで思えなくともいいと思う。あたしは自分が苛めに遭っても、大丈夫だった。だからといってそれに合わせようと、みんなにはして欲しくないっていう本音がある。置かれた環境、親御さんの育成方針、そして経過相違もある。だから・・・こうしていれば幸せになれる!!っていうことを言えない。ただ、これだけは言える。確信する。幸せには弱点があるということだ。それを補強する為に君の親は先生は奔走している。これは間違いのないところだと思う。