貞彦論〔106〕

 苛めにあったんだ・・・っていうような台詞、父にも何回か聞いたことがあったけど、それは教職員の世界でやはり父がどこか協調性が無かったのでは?って娘心にも思ってた。懐疑とか言うものです。父がどんなに自分を主張しても子供から見て父は果たして完璧であったか?っていうとそうでもない。全力も尽くしてはいない。確かに母の制圧を受けて家の中でも息苦しかっただろうし、職場でもある学校でも職員のみんなが、なんか、よそよそしい。しかし芸術方面に少しでも向きがある人間に、協調性を求めるのも難しいのでは?それは自分の中にある。みんなの意見に合わせないといけないでしょ?多数決とかそういう類い。あたしも父も同じ穴のムジナが感性として符合があったと思う。みんなと帳尻を合わせることを毎度やってたら文脈も、やがてそうなってしまわないか?っていう疑問符。政府お抱え文人を橋下さん、けちょんけちょんに揶揄しますが、彼みたいな人があと百人いてもいいな!!って思う。あたし、昨日のミヤネ屋は見てないんだけど家族があの人に総理やってもらえないの?ってしつこく聞いてくるんです。なんであそこまで喝破出来るの?どうしても総理が小さく見えてしまうって・・・橋下さんへ寄せられる期待がオバマ大統領に寄せられるものと同位ではいけません。なぜならアドバイザー的な役割で橋下さんが終わっていいはずもない。娘が久し振りにいい意見を言ってきたなあって実は驚いたんです。