貞彦編〔46〕

 自分で作曲したからって全部が全部いいわけではない。そこは大衆がどう取るか?っていう感応の部位ね。そしてもっと大事なのは観客が立って帰る支度しだしたらダメ!!シンガーソングライターの一番分かり易い点は拍手もあるかも。そして帽子に入ってくるチップですよね。あたしはそれをチャップリンのライムライトでみんなも学べるかもってそう息を弾ませる。芸人だって同位です。ジョークが全く受けないこともある。しかし自分ではそこまではウケないだろうって何気なくやってみた即興が、ウケル?あっれえええええ~~ってじゃあこのネタを固定化しないとな?って。拍手の音、チップの金額、カーテンコールの回数、いろいろ目安はあるからストリートミュージシャンはその点分かっています。もちろんチャップリンは大天才!!サクラの存在もにわかに映画の中に入れつつ聴衆の心を虜にしている。あああ、そうだったのか・・・有名人でもずっと芸に達者な訳ではない。しかしそれぞれの大物は自分を不動とする唄を保持している。それがヒット曲と呼ばれるもの。今でも懐かしいのはあたしはこの曲を歌って顧客の心をほぐしていたっていう一曲。それが酔っ払っちゃった。この曲はみんなにウケが良くて、サザンの私はピアノを歌う時よりも好感持って聞いてくれた。素のままの自分と合致したから?ってそこを思います。あの頃は確かに酒豪でした。