子供がいたことで癒された・・・

 私はここまで破天荒でユーモア満載の人間ではなかったけど長男もいきなり名言出して来たりで、そこで目が覚めるんだよね。無力だな!!って長男が突如言った時もびびる。自分の心臓を攫む言葉だった。その様相にほぼ近いのが主婦の立場。その主婦ひとりが病に罹って死のうが日本がどうこうならない。いきなり現実に戻してくれたのは息子たちだった。二男もジョークを考えることに於いてピカ一で私に刺激を与え続けた。私の考えていることをその場で当てる。彼が言ったことはすべて当たっていて怖れ大きいなって。しかし裏を返せば私は単純な人間だと長女がある時言う。単純明解。この四文字がお母さんなのよって。三男も小学三年時に担任が毎日日記を書かせたことで成長した。そのディティールには男の子の毎日の切磋琢磨やつぶやきが事細かに書いてあり、読んでいく内、生々しい様相が母親の目に浮かぶ。それが私をエッセーに導く。小学校に入学して毎日が楽しくてたまらないっていう部位とそれから後に、段々気が付いていく過程。この友達とはぴったり合うとか、いや合わないも出てくる。エッセーって凄くね??!!それは息子たちがけん引したのだ。