貞彦編946

 

幼馴染のエイミーが符合論の骨格をまずクリアするのに役立った。それをみんなに説明するのはきっと初めてかな・・って思いを馳せる。私は大富豪の彼女の家にしょっちゅう遊びに行き、完璧な家庭と呼ばれるいわれを掴んでいた。それは金持ちだから・・とか頭のいいエリート家族だから・・っていう出で立ちではないエリート。エイミーの家は文具屋さんをしていてあたしは中学校の頃は毎朝家まで迎えに行って一緒に通っていたのだ。そのエイミーが三人の姉がいて全員が、川のつく男性と結婚したことで、あたしにも気がついていた部分があった。彼女は四人目。だから25%の確率で川の字の付く男性と結婚するんだなっていう予想だ。ほかの75%は姉たちの占める割合で残りがエイミーになる。彼女は逆に川かついてない男性との出会いなら、これは違う・・って熱中にはならないってそうあたしは踏んだ。これは符合論の序盤になる。そして25%の確率しかないのもわかった。スタート時、一番上のお姉さんなら川はついてなくとも恋愛物語は開始していた。百%の自由確率だったからだ・・・・。しかも、エイミー自身、生まれた時から、川が名字に付いてた。ほな行こうか。運命に 翻弄される 人生を 男も女も 選ぶんやな…☆瑠姫☆(船頭さんはきっとかっと気まぐれやわ)