貞彦編784

 

二階の部屋に移って今は元の和室に戻れることはやはり不可能であることが判明しました。一階全部を使う生活に家族が慣れて、今は過去に戻ることが出来ない。でもイイコトもいっぱいあった。父があたしに預けた書類がほぼ全部見つかったことです。長崎絵本風土記は私が23歳位のとき、県と岩崎書店で発行された風土記なんですが、表紙の絵と文章類を保管していたのです。二階の部屋に移動がなければじっくり整理整頓する機会は永遠に来なかった可能性もある。そこを考えると、この移動にも当初から深い意味があったんだと納得しています。そして完全にこうして我が家でタブレットを叩ける生活は夢にようです。次男が電話に出て確認取れてエアを購入出来て今がある。みんなに長崎絵本風土記のことを知らせることが出来て嬉しい朝です。文章を最終的に校正することは本当にしんどい作業と思います。この部分は削除しようとか、逆にこの文を入れたい・・・匙加減を自分の中で繰り返しながら読む人の興味をいかに紡いでいくか?まで及ぶ。どんな本を出版するときにも必須なのでじかに勉強になります。