貞彦編755

 九時から組んだ女子は2000年以降に生まれている活発女子で私はいつも爽やかさをもらっている新人さんだ。しかしセブン経験があり、揚げ物も接客も上手い。今朝はあたしが恐れていることが起こった。みんなが美味しいって絶大な人気を醸し出す、カフェラテのミルクがサイレンが鳴ってあたしの心はびびる。確かにミルク交換術は三回も習ってはいるけど、まだ・・絶対に自分は無理って後ろに下がっていた。彼女はテキパキとしながらミルクを裏に取りに行き、レジを頼みます!!ってやけに明るいのだ。絶対無理・・・ってしぼむ私を尻目にとうとう、彼女はミルク交換をやり終える。時折、説明書きを見ながら丹念に進み、最後、長押しで、かちゃーっといった。なんていうアッパレ!!だから日曜日は好きなんだ。彼女と会える。そして若者のチャレンジの心を学ぶ・・・。