貞彦編409

 毎日、登校するとき、いじめられる?いじめられない?ってあれこれ心配して通う熊本時代の娘。小学三年生で転校生で教室に入ってみんなと仲良く出来るだろうか?…それならいいなと私も信じていたのですが、それはマチガイだったのです。その前の宇部では全くなかったいじめ…。小学三年生は、いきなり高度な目論見に変貌するのだろうか?と九歳の心を傍から伺いながら鑑みる。それまで明るい娘だったのにどんどん暗くなっていく。うつむきがちになっていく。熊本時代はそういう意味で辛い場所だった。親はやはり、虐めに遭う子を見殺しには出来ない。どの親御さんも同じと思う。見て見ぬ振りは出来ません。