貞彦編〔186〕

 映画を根本的に自分の学習帳に出来るのか?っていう問いにも回答してくれたのが二年生の時の担任でこの先生が提言し町の方までバスに乗って映画を見に行く。三十分は掛かる中央橋。当時映画は生徒達の話題の的だった。しかし怪獣映画が終わって暫く日本ではこれぞ!!っていう子供向けは出ていなかった。またんごが強烈過ぎてあたしが小学一年生のとき作製の映画。きのこを食べてみんながおかしくなる・・・実際映画見たのはそのあと、少し経過していますがクラス中で盛り上がる。マタンゴだ~~っていって冷やかしたり、驚かしたり・・・。今思えば強烈過ぎて面白過ぎて次の映画までが遠かった・・・。この時先生は千日のアンともうひとつみんなが驚くような男性が主演の映画を鑑賞させる。わくわくする。しかも字幕見えないのにあたし、大きな画面を見ているだけで興奮のるつぼに引き込まれる。今思えば、この映画とあと数本しか彼は出演が出来なかった。事故に遭って亡くなってしまう。そこは日本の赤木圭一郎とよく似ている。エデンの東は親への抵抗。恋も混じっています。根本を支えているのは親への強い気持ちなんだなって。あたしたちは数々の苦難を何によって耐えるのだろうか?そこが設問です。いつも親が助けられないのがいじめ。クラスにいたとしても見えない場所でそれが起こる。親なら誰でも強いわが子へ!!を痛感するでしょう。