貞彦編211

 作家と同じで写真家も有名な場所に行けないから撮れない・・では決してないと思うんだ。特にあたしそこを顕著に思う。有名な場所?それならほぼみんなが知っている?て思うとこからスタート。でもやっかみや金のない者の恨み節じゃん?って言われたらそれまで。確かにようちゃんもくやしいんだ。どこにも行けない。コロナのワナじゃないか?って。でもそれによってここまで金がもってるっていう考えも捨てきれない。行けばいくほど、金を散財してしまうタイプ。しかし伴侶も亡くなる前にようちゃんのグーグルガイドの写真を見せたとき、めっちゃ喜んでくれて、こういうのもいいね?って心底感動してくれた。しかし心の中は、こうだったって思う。次から次に散財しやがってって。今になって思う。写真で撮影してそれを食ったなっての相当あるんだ。でも高級店って一個もないことを思うと初で行った高級がこのカンデオホテルだったな・・・って。庶民の感覚をこうやって維持しこのホテルは必ず二本ミネラルウォーターを部屋で貰えてそれすら持って帰ってそれでもごみの日が来ても捨てられない。だから、こういう人物が日本の未来、きちんと掌握出来ているって思ってしまうの。