貞彦編〔83〕

 今・・・回想すると、あたしが一人しか子供がいない月日があって、それが1980年一月から1981年の四月。ふたつ違いで男の子が生まれますから、おもに娘が一人の時代に小冊子を持ってあちこち歩いていたのです。この頃はしかし、子供が一人ということで小回りが利く。伯母の家も江平で近かった。あたしは三原小学校すぐ近いアパート。グーグルガイドでこのアパートがまだあることを知って二年前驚く。今・・・この一年は行ってない。中々出掛けることが出来なかったからです。娘を二人持ったあたし。長女の方が誰とでも仲良くなれる積極性を持つのに対し、次女は異なります。自分と合う人だけ、しゃべったり付き合ったりする。クラスで、気がねなくシャベル人を見つけたらその学年は幸せと言える。しかし一年ないし二年しかありません。そんなに長く同じクラスではいれないからです。親の仕事で転校もある。そんなに話す人を見つけるのが大変?ってみんなも思うでしょう?実はそういう対人関係ではいけないのです。誰とでも開襟を開き談議出来るは理想の形。長女は臆することなく誰とでもOK。しかし個人差という異なものがあることは言っておきましょう。誰でもOKな器用な長女にもやはり苦手・・・っていう人物がゼロではない。しかし逆もある。滅多なことで打ち解けることが難しい娘もみんなと仲良しになれる!!っていう現場・・・それがコンビニだったのです。