啓示があった。原稿を残すんだ!!って

 なんか、文学賞の登竜門じゃないからね?そこまで高いハードルじゃない。新聞投稿をなんか、そういう文学賞のハードルみたいに考えるとおかしくなる。私は今でも鬼門だと天神をそう捉えている。それ位、編集者に嫌われていた。何が理由かっていうと物を書けるからなんだ。いつか私も自分流に対処するようになっていく。こっちが編集局長に抗議してもダメということが鮮明になったからだ。電話が掛かってきて、朝のモーニングコーヒーをホテルの喫茶で飲みましょう!!って。前の晩に連絡下さいって言うんだ。僕は超忙しいって。編集局長がそういうことを言って来る自体すでに腐敗しているな?って気が付いた。大変な時代に差し掛かろうとしていた。私は熊本で行っていた郵便投函を止めて、ここ長崎に家を建ててから機器を揃える。パソコンのみではダメでファクス機能のある電話機、そして印刷機だ。自分のしたためているものをポストへ投函では全部シュレッダーの餌食になっていく。そのことは熊本で啓示があって引っ越して来てファクスに切り替える。そこではじぶんの元に原稿は残る。そして相手にも残る。もしも今、私の草稿が向こうに残っていれば凄いと思うが恐らく200パーセントないだろう。私の元にはある。二十年前私が投稿したエッセイは全部揃っている。