プラネットOFゴリラ(132)

 ピノキオは、人形がやがてはひとりの人間の子供になる物語で、プリンスは自分の願い通りに弟が生まれて来たことを、誰より歓喜しました。しかし、自分のことばかり、優先し、弟が3歳になった頃から、あと追いをして来るようになり、気分は変わっていった経過。自分はなんていう、恩知らずな人間なのか?今になって明確になる。彼はなんと…姉をひとつの目標にしていたという驚愕です。ついて来られたら嫌だ…の小学生の時代を思い出して涙にくれるプリンスです。彼は、姉について来たかった。それなのに、プリンスは相手が幼いことを利用し、道で撒いたのです。こんな経緯があり、神が自分を軽蔑したのだろう。何もかも、母の思いを氷結させる悪い行いだったのです。