プラネットOFゴリラ(23)

 

プリンスの心には下からの突き上げが起こっていて、対処すべく戦っていました。己の思いはただひとつ・・・復讐でした。しかし善の心が過分にあるために、それには良心が待った!をかけてくる。しかしこの時期を逃せば、一回決心した大なたを振るう機会は二度とは・・・遭遇を見ない。誰もがぶつかる岐路でした。しかしながらプリンスは自分の進路は自然に現れてくるものとの分別でいたのです。正しい者が必ず勝つ保証は見えない。しかし、正しい構えでいるのなら、それはまっすぐ伝わるはず…世の中で常にひとつの目標を掲げて来たプリンスは判断を迫られていました。どういう決断をするかで日本の針路が変わって行くからです。