貞彦編776

 いよいよ明日はスリーセブン!!777が到来です。天国の父は喜んでくれているでしょう。目立つことが誰より好きだった父。でもその姿は同性から反感を浴びることも多くてあたしの母も、父の目立ちたい性格が大嫌いだったけど、私は父の長所として捉えます。ちびでハゲで、おまけにうだつも上がらない。どこにも長所はないことを自分でよくわかっていた父だった。その父の目立ちたい願望を姉である一学年上のマレコがこう表現していたことが今になって懐かしい。笑いがこみ上げて来る。よかぶって、あんたはなんばしよっとね?って。調子こいてあんたは・・・っていう意味です。長崎弁も知れば知るほど、面白いし嫌らしい。よかぶってみましょう。みんなも、実は、そうあるべきです。私と父はそれを完遂出来たから微動だにしない今があるのです。