プラネットOFゴリラ(153)

 セブンイレブン勤務店の中で評価をされ始めたプリンス…自分はなぜ、あの時、骨付きナナチキを薦めて、売りさばき、みんなへ、アピールしようとしたか?よく仔細を思い出しながら、検証すると、全シーンが、イブでハイになってるお客様からの要望で、自分はそこでお手伝いをしただけに過ぎない。それなのに、仲間たちの評価は、鰻登り…プリンスは、はたと迷路に迷い込みます。次は恵方巻。この盤上でも、みんなが、注目をしてる現実に、舌を巻いてる己がある。あのときはマグレだった…と言われかねない危険性を禁じ得ず、見えないノルマと対峙するのです。レジでお客様を前に話はしてみたものの、恵方巻に関しては、どこまでもお客様はクール。プリンスはてっとり速く諦めるのです。