貞彦編670

 今朝は慌しく孫が初の歓迎遠足であたしが校門まで送った。娘がどうしても自分の目で確かめたかった項目があったからだ。コロナで上級生が手を繋げなくて、紐で一年生を牽引しながらサポートしてくれる。それがとても感動的で孫とペアの六年生の男の子がむちゃくたちゃ優しい子供さんで嬉しい。あたしも話したことがある。一年間はこのパートナーが学校に慣れるようにサポートしてくれて、本当に素晴らしい試みだと感謝した。しかも懐かしい校歌が聞こえてきた。朝日輝く普賢岳…私も歌った・・・涙が溢れてきた。校歌はずっと変わらない。心の中に染み付いていた望郷の念を思い起こして感動の坩堝に立っていた。眼の前には長崎でもっとも大きな幹を持つクスノキが・・・あたしは八幡神社を撮影しながら校歌を聞いていた。あの武将がこの幹を目掛けて、八郎川から弓を放ったという言い伝え。源ゆかりの人物だ・・・恐らく今の東長崎中学校あたりの川の前から弓は放たれたと推定される。☆23930☆