貞彦編453

 映画スウィニー・トッド☆フリート街の悪魔の理髪師☆を観ながら人間の持つ深い悲しみが、復讐心を駆り立ていく経緯をまざまざと見せつけられる…ティム・バートン監督の才能に驚くと同時に、とても、もったいないな…って残念さも禁じ得ない。素晴しい映画なのに、残酷なシーンのせいで、なかなか子供たちには、見せられない。この矛盾です。少し描写を替える、ぼかすだけで映画はガラリと変身する。人間の孤独さや復讐心を見事に描いた作品ゆえに、違う作り方や工夫もあったのでは?を想うのです。