貞彦編916

 

人の評価をそこまで気にしない方がいいかもな。ってあたしは法外な気持ちに襲われる。同じ店員でも観点はまるで違っていて、昨夜は考えさせられた。遥かにあたしよりも優れる店員のはずのアンくんに、他のセブンイレブン店員からクレームがあったのだ。彼女は自分の勤務のセブンイレブンの名前も明かした。あたしが対処して収めた。本人にも言わないと失礼になる。大好きだからこそ、言わないといけないと感じた。クレームの根拠は、アン君がレジで暇なとき、腕を組んでいるっていうものだった。横着に顧客から見えるという。あたしは意外な盲点だった・・・と感じ入る。腕組みが横着さを醸し出す?やんちゃな部位も持つ彼の自然体を芯から活かして仕事に入っているから、それくらいのクレームを彼に伝える??しかしあたしには迷いはなかった。なぜなら、百人中のひとりの異見でも討議に掛けないといけないからだ。小さな異見でも同じふるいにかける?あたしは上から目線にやっとなれていた。アンくんに厳重注意をした。顧客が帰った直後だった。彼は目をパチパチさせて、法外な気持ちに襲われた表情だった。最初は黙ってうなずいた。しかし、わかりましたとはさすがに言わない。やはりプライドがある。そこで、彼が、しっかり、自分のものとして苦言を処理するのだろう。☆このシューはドバっとクリーム落ちてくるさかい、堪忍え☆ほな行こかあ。べっちょない コンビニ勤務は 時間飛行や☆瑠姫☆