貞彦編866

 あのトモちゃんのお母さんと会えるなんて・・・まるで夢のようだ。エブリワンかき道店開業の当初からいたトモちゃんがオーナーの奥様とクロワッサンから開始で、いつも朝四時ころからパンを焼いていた。私も隣の厨房で爆弾おにぎりをいかにして柔らかく握るかの特訓で四時頃から勤務に入っていた。卵の薄焼きを焼くところから始める卵爆弾の準備であたしは余裕を持って一時間速く勤務についていたのだ。当時は朝から卵を十枚焼いていた。塩を振る人もあったがあたしは卵の素材に拘って何も加えなかった。そんなに速くから来ては本当はいけないけど、オーナーの奥様のやる気、そしてトモちゃんの学習意欲に刺激され、自分も独自で研修をしていた。おにぎりがふわっと感を持つには空気を閉じ込めないといけない。その愛情をどうやって封じ込める?あの頃のお値段では今はとても出せないくらい世の中が様変わりをしてしまった昨今だが、卵爆弾を思い出すたびに、日本の浮上を卵と関与で思わずにはいられない。薄焼き卵でおにぎりを包み込むことがどんなに難しいのか?卵自体にも破れない気概が要るのだ。トモちゃんはきっと休みの日にはセブンイレブンに遊びに来てくれるだろう。だって、あの頃のパンへの闘志を温存し、今もパン製造工場に夜中、勤務しているという現況・・・あたしも人生ほんまもんにしていく志だ。ほな行こかあ。播州弁 底をついたら 終わりやで☆尾張が懸る。天下が穫れる☆び

っくりドンキーに初で行くもすまほ充電切れ。辛かったで…☆