貞彦編808

 やぜか・・・を忘れないうちに出しておきたい。長崎弁の五番目として堂々登場させるのもこれが定着するまで、やぐらしか・・・っていうのがあったからだ。年長者はわかるだろう。若者用語にやぜか・・は認定で、しかし上品な言葉遣いだった父が全く使用していなかった言葉であることはいわずもがなだ。めんどくさいとか、本当にやりたくないとき、発することばだ。そういうマイナーな言葉のようで、それが一定の役割をすることに驚きを禁じ得ない。断りを示す言葉のようで、やぜか・・・と発されたら、やってくれる!!って期待していい。長崎に生まれた人間には忍耐と根性がある。めんどくさいことは覚悟の上の場合、やぜか・・・と言いつつも貫徹をも示唆する。何も特長がない長崎人のようで、メリハリを愛する。この言葉がやぐらしか・・から来ているだけに面倒臭くても、あなたの頼みなら、僕はやるしかないようだね?っていう場面を想定し、プラスに取ってもいい。☆有喜のなかよし村にて☆