貞彦編782

 メルペイ返済の為にメルカリを頑張って売買してあと3万近くを稼ぎたい。急がないととうとう受任通知を送付しましたという弁護士からのショートメール。今売れそうなものを吟味しながら未開封の鉄琴も出そうと思っている。メルカリはヤマトに集配に来てもらえば、何でもかんでも送れるか?っていうとそうではなかった。先週それを体験した。縦✕横✕高さの合計は160超えたら持って行ってはもらえない。規定がある。自分のパソコン用の椅子やライティングデスクなど160を超えそうなものは売ることは出来ない。それらは地元のアシベに来てもらおうかなって考えている。部屋を空っぽにして早く準備したい。長男がいつでも帰れるようにそれだけは母として用意していたい。家族は反対してもコロナが怖いからそういう攻勢に出ているとしか私の眼に映らない。親子の間さえもこうやって寸断してしまうコロナだが、その心配な心の有り様も手に獲るように感じ取れる。インドから薬を取り寄せているのだ。一週間に一粒で三ヶ月分を振り込み、インドから自宅へ到着するのを待っている。孫にどれだけの愛情をそそぐか、想像を絶する。自分なりの考えを煮詰め対処する生き方の家族の姿だ。