貞彦編628

 あたしには目の上にたんこぶがあって、そこを打破しようにも老いては子に従え!!っていうあの格言が邪魔をしてくる。しかしこの様相ではいつかは破滅が来るのでは?って完璧主義のあたしにf:id:hn0709:20220317202621j:plainは恐れもあるのです。こんな・・・信じられない完璧主義になったのも真面目人間との結婚35年の歳月の影響です。亡夫も同じことを百回言う人。そして子供まで・・・本当にあたしはシツコイ男はダメ…。それに比較して私の母はまったく言わなかった。自慢話もゼロ。早期教育にのめり込み、あたしがとんでもない暴挙に出たあの時点で、締め付けはしない親になってくれた。5歳まではどうだった?っていうと今思えば恐怖の日々だった。ちょうど今、孫が五冊の童話を毎晩読むみたいな特訓です。間違いは赦さないし、読めたら読めたで、暗記をすぐ開始であたしはとんでもない母を持った・・ってよその家庭が羨ましかった。ピアノの特訓もちゃんとした先生以外の練習もしていた。母の親友の先生は穏やかでモナリザみたいな微笑を絶えず浮かべているのに反して母は鬼瓦。本当に、母娘どちらも異常。心に鬱憤を抱えていたなって回想する。今、家族がやっているような音読は教育ではなく遊び。だから逆に安心しているのもあるのです☆23980☆