貞彦編350〔オラン・ウーマン編〕

 葛飾北斎の娘お栄の物語、NHKで放映されて感動しました。みんなも観ましたか?こんなに凄いな・・って思った番組はかつて無かった。それくらいこの親子が努力の人だった・・・っていうことで又日本人を見直す自分がいたし、どこの国の誰が見ても素晴らしい!!ってなる。それが芸術家の仕事だと・・・。でも世の中には偽物もはびこっている。ここを踏まえないといけません。どれが本物?どれが偽物?専門の人達も、分かれます。この文学の分野そして絵画の分野でもそれぞれ流派があって、幸いなことに葛飾北斎がいい位置にいたことはすべてを決定した・・・とあたしが捉える。世界の人を魅了出来る技量を持っていた・・・という絵描きの才覚です。随分沢山の人達をNHKはこれまで放映してきたけどこの北斎の絵に関してはOKが出せる…日本人として喝采が送れる・・・お栄もきっと草葉の陰で安堵していることでしょう。絵が完成しても満足出来なかった北斎・・・なんで自分はダメな画師なんだろう・・・ってずっとずっと悔やんでいたという。それを聞き、原点に立つ。ありがとう!!って。みんなもそうだよ。自分の目を磨く!!この努力なしでは、世界中の人たちを陶酔には導くことが出来ない。肝に銘じるべき陶酔の二文字ですね。