貞彦編〔193〕

 あたし自分が徹底無視にあって辛かったけど、一回も相手を罵倒するとか、しなかった。これは凄いって自分でも思う。ガン無視にあったら、しかし、対策を獲らないといけない。そこを、みんなと同列で語れない部位があって、ゆくゆく川柳が解決出来る!!っていう確信あるんだ。父は、苛めを自分の愛妻から受けてたけど、よくよく鑑みると母の意見は確かに、辛辣で、いじめだと当人が悩むくらいに過激だったとは思うけど、百のうち、一パーセントだけは母に賛同出来る自分が今、出ている。それは父が意見がころころ変化していくことに対する強烈な母からの罵倒。あたしは母が当時は酷過ぎるって幼心に思い、父を心の中で擁護したけど今、自分が高度成長に乗ってきたのか、その辺が分析可能になっている。日本男子がまだ取り込まれている男尊女卑思想の部位。心のどこかでまだ、男性にはある。男が上であるという観念じみたもの。それではどんなに時間が経過しようとも、解決が出来ない。今そういう思想的過渡期になることを踏まえる。これまで支えてくれたみんなの力も必要だ。あたし一人に任されても実現出来ない。アメリカが変わろうとしている。そこに便乗出来るのは間違いなくジャパンだろう。