貞彦編〔190〕

 どうすれば皆と同じではなく個々が優れ、違った志向になれる?っていう難しい論議。これだけでは中々先へは進めない。ベーシックインカムを作り出すような頭のある学者たちよりも、もっと、参考にすべきは庶民市井。ここに優れた見識も対策も眠ると思う。頭でっかちは自信があるときは言わない。もったいぶって。しかし自信がなくなった時、事実何も言わない。このコントラストよく見る必要性がある。なぜなら、経済学の権威とはこういう人物を指すのでは?を家庭の中で三十五年見て来たことは大きい。彼の哲学はこじんまりして、みみっちいと最初、嫌がる自分であったこと、しかし亡くなってその人物の輪郭の大きさにたじろぐんだ。まず買い物しないでいいくらいに備蓄あるんだ。青汁、そしてあたしの為に通販で注文した錠剤ヘルスオイル、ころころの替え紙。やっぱりこれって神よりもある意味甚大だなって感動する。チンご飯以外は何も買いにいく必要がない。そう!!マルハのいわしの蒲焼で今まで存分に食えた。そしてあさげだ。永谷園のこれ。一体、いつまでもつのか・・・っていう位の備蓄。来年三月まである。しかも封筒が山程ある。すべての大きさに対応だ。こんな人間を作ったのは明治生まれのお父さんなんだよね。古いものは全部一括して捨てなよ?って若者に言われてもあたしは、彼の哲学を継承する。今もっとも大事なのは人様に役に立てる部位が自分にあるのならソッコー活用~~っていう対コロナ精神だと思う。あたしの狂歌や川柳でみんなが元気になってくれるならば嬉しい。