貞彦編〔171〕

 仔猫の命の方を、うちらよりも優先したんだろ?って。もしも後ろからトラック来てたら後部座席にいるうちらは大きな事故に巻き込まれてたってずっとお説教を受けて頭の中がまだ、じいんとしている。しかし家族の言うことは間違いはない。急ブレーキを踏まない為にはどうしたら?って家族と話し合いを重ねて、運転中は話さないことにした。それが一番!!って落ち付いた。やっぱり話すから色々頭の中で波及あって、思い出して手元不如意に陥る。家族が言うのはお母さんは明らかに前のお母さんではない・・って意味深な発言をしてくる。以前とは違うのは記憶力。訊いたことにすぐ回答してくれた以前とは違って今は全然別の答えが返って来たり…正直、もう脳外科にもやれないって。MRIを受ける積りでいるって話したら、免許の返上なんかも想像して家族はきっと怯えたのでしょう。健康でいる為には歩くことも大事だから、今朝は徒歩でガソスタまで行くといいね!?って。常に車だったこれまでの生活を返上しないとこのままでは足腰自体ダメになる。エニタイムを走行中見上げるたびに羨ましくなる。早く行きたい!!お散歩ロードはベルトがきちんと回らなくなって今全く使ってない。重くて自分で調整は出来ないんです。