貞彦編〔170〕

 車を運転していて急ブレーキはもっとも避けるべき。しかし昨夜は違っていました。あたしは自分の車の前に子猫がゆっくり道路を横断しているのに気が付き、轢いてはいけない!!って急ブレーキを踏んだんですが、大変なことをしてしまったんだな・・・って後から悔いる。確かに猫は無事だったけど、あたしたちの車の後ろに後続車がいてあたしの急ブレーキにもしも気が付かず衝突していたら?そこでの惨事を思うと後悔してもまだ、足りない。鈍い余韻がまだ頭から消えないのです。今までこういうこと自体初めてです。ここまでの急ブレーキは・・・。子猫はちゃんと道路を横断して向こうの側溝まで辿りつきましたが、あたしには運転の技術がもしかしたら足りてないのでは?って途端に不安になって、こんなことじゃあ、次の車が来たとき、事故を起こしてしまうのでは?って今日から運転免許更新時に貰ったテキストをもう一回勉強することにする。じゃあ、どういう対処が良かったのか?っていうとこれは猫を轢いても自分達の車は急ブレーキなしで走行しないといけなかった。もっと早く気が付けば別もあったでしょう。もしも大型トラックが後ろから来ていたとしましょう。あたしたちは激突されても自分の意見など言えない。背筋が寒くなった事件ですが、未遂ですんだことでもう一回ドライバーとしての精神をゼロから立ち上げたいなって思う。国道34号線での出来事です。