貞彦編〔118〕

 昨夜はレストラン談話で驚く。あたしは夜の三時間だけ家族にあてています。夜の九時から十二時。買い物や食事を済ませて家に戻ると孫に今盛んに絵を描かせている。彼はマンションばかり描く。やっぱり未知なる才能の持ち主なんだな・・・っは分かる。っていうのも小さな線や点に拘る。あたしの幼い頃とは違う絵。しかも線路にも興味あるみたいで、これは・・・ってグランドマザー〔ばあや〕として目を丸くする。両方ますかけなんです。片方がダイナミックますかけで片方がコンプリートますかけ。可愛い手を握りしめられるのも夜の三時間内だけ。あとは勝手に触れることは出来ません。だからひょっとしたら三時間が待ち度遠しく楽しいのかも。終日ずっと孫をみないといけないとなると、書けなくなる。それを娘もしっかり受け止めているんだなって。しかしこの言葉は酷くない?って。伴侶を亡くして今あることをボツイチって言っている芸能人がいるって彼女かんかんに怒っている。ボツイチ?いいじゃん、オン感も冴えているし~~そ、そういう問題じゃないわよ!!っておかんむり。あたしは若い感覚をこうして常に吸収出来るからこそ、執筆が楽なのかもな!?って。今・・・あたしの心はサンフランシスコに飛んでいます。そこにあるサンフランシスコ・ジャイアンツのこともしっかり調べている最中。もちろんカーメル市の海についても。ワンちゃんも飼わないと・・・。