貞彦編〔104〕

 昨日、カサンドラ・クロスという映画見ながらコロナにそっくりだな・・・って改めて思った。当時は全く気が付かなかった。これが日本上陸したのはあたしが二十歳くらい。当然のようにWHOも出て来る。ヘリコプターが列車に接近して感染した犬を籠に入れる為に籠を列車に垂らして受け取ろうとするけど、列車で踏ん張る人もヘリコプターで操縦する人達もめちゃ危険。前方にはトンネルが控えていて難しい。この場面でなぜ、こんな、危ないことをやってる?って思いませんか?列車を止めれば済むことなのにって。当時のことに思いを馳せるとこれも仕方なかったのか?って思いもするけど、まるで似ているのは横浜に寄港していたダイヤモンドプリンセスがこれと酷似する様相だったのでは?って共通項。44年前の映画なのに全然古くない。逆にこんな昔からウィルスの脅威はあったんだ・・・って戦くのです。戦争で勝つためにウィルスにまで手を延ばしていこうとするその逞しさを別の面に生かせばいいのに・・・ってみんなも思うでしょ?コロナは人類に与えられた共通の試練です。様々な思惑があって国同士の温度差もある。突き付けられた状況も課題も異なる。日本はもう一回原点にかえる勇気が求められている。自分達の国だけの問題ではないのです。ウィルス開発競争に勝利することが目的ではいけない。カサンドラ・クロスでははっきりと悪性肺炎だと言っている。違う処はふたつ・・・。皮膚の表面に発疹が出る点と潜伏期間が短いことです。