貞彦編〔98〕

 もうこれでブラックシップの説明は完了~~ってあたしが席を立とうとすると啓示がある。待ってくれ!!まだだよ?もうひとつ、重要な疑義が隠れている。ええ?ってあたしは席に戻る。何か別に?この狂歌を説明するにはもうひとつの山を越えないといけなくてそれは、支配なのだという。ひとつ目の掛けは四杯と四はい〔船を数える単位〕次に何が潜むか?っていうと賜杯と支配だというのです。日本の今後の存亡がかかっている。正しくそこがこの狂歌では問われている・・・これから日本が浮上していくのか?それとも誰かの支配下に置かれるのか。そこが鮮明に分かれるという。そして賜杯を奪取出来ればこの国の暗雲がたちまち駆逐されその先に、今まで捉えることが不可能だったゾーンまで一気に開けてくる・・・。段々あたしにもその意味が分かってきた。でわみんなも一緒に前の狂歌に移りましょう。勝てば官軍 負ければ賊よ・・・この賊には属が架かっている。自分達の思うままにさい配出来ないと大きな足かせに捕まってしまう。そうはならない為に、事前善処するのです。そしてこの後に入る言葉を明日、発表しましょう。まだ、本当に浮かんで来てないのです。これから試行錯誤しながら適する語彙を発掘します。みんながこれは?!っていうような驚きと明るい未来を暗示するような語句にしたい。そこまで定義させ、そして国民に創出機会を与えうるのが本来の文人の役割でしょう。