貞彦編〔70〕

 無気力な試合だなっていうのを非難するあたしも、全然別の論も展開したことがある。大リーグ見ながらなんでやねん??っていぶかった。監督は選手を駒のようにさい配するけど、実際、選手たちの方がいい戦略持っていいるのでは?そこを類推した。時には自由にさせてもいいじゃん!!って。月に一回は選手たちが自分たちだけで考えてプレイする日を作ったら?ってブログ提言したことがある。監督が退場になったりアメリカはそれが頻繁に起こる。そんな監督不在でも勝ってしまう例を一杯観て来た。本当に監督だけの力じゃないんだ・・・はみんなも思う処だろう。しかしストーリー性に掛けてやはり監督のキャリアや経験のうわ前撥ねるっていうのは中々例をみない。昨日だった。ハンターキラー〔潜航せよ〕という映画を見ながら、リーダー論がここに集約されていることに驚く。ジョー・グラス艦長〔海軍兵学校出身ではない叩き上げ〕は最後は「願った・・・」ってそう吐露する。運を天に任せるのとはちょっと異なる発想だ。願うことでいい結果を引き出す例もあるんだなって。潜水艦の中で何が起こるか?敵の出方次第の部位もあれば敵のトップを殺して長になっている、乗っ取った偽の司令官の場合もある。かなり複雑な状況の中リーダーの本質の、何が優れていればこの先、安泰なのか・・・にまで及ぶ。あたしにそこまでの勇気はまだない。