貞彦編〔64〕

 様々な思いが交錯してこんな陣容であと一年・・・安倍総理の任期が終わるまで我慢しなければならないことは、国民の懺悔以上に辛いこと・・・軋轢以外の何物でもないけどこういう世界を創出したのも国民です。こう言う時、あたしは選挙にも行かない自分の正当性を取り戻す。やはり集団行動って怖いんだなってそう思う。自分は芸術部門にいても変わらずにずっと政治を見守って来て極論する。ここまでの長期政権が招いた負の遺産を禁じえない。しかし与党は結束して少数意見を封じ込めて、ことなきをえて行く。こういう政治の腐敗を見るたびに思うのは、個人では出来ることが政治では難しいっていう理屈ですね。でも・・・この苦い経験を生かすことは出来る。この忸怩たる思いを次の選挙で生かすことは可能。今まで二階さんは男の威厳があるってそう尊敬してたけど、今回の事件は影響はほぼないっていうあの見識に、あたしは政治に距離を置こうと決心しました。今まで信じてきたすべてが崩れ去って、これからは本物の政治家待ち・・・っていう構図。こういう時にやっぱり橋下リーダーは信じるに値します。自分の心の奥に芽生えた疑惑を臆さずに言える勇気が彼にはある。あたしも今回思うのは、妙だなっていう観測です。立件しようとする側、そしてされる側の奇妙なからくりに彼は気が付いた。映画になってもいい位凄いことです。