貞彦編〔38〕

 天国にいる父も自分がスケッチされていることを知りきっとドギマギしていることでしょう。スタンドプレイヤー型人間って結構キモッタマこまいし、意外にも慎重でディティールにも拘る。しかしあたしは父のその頃を誰よりも見ていた人物。心の中で父はかなりあたしを叱咤激励しながら、半分、諦めもある。なぜなら中学時代は概ね、優等生だったという生徒総見の難儀さです。芯から知っている。自分は馬鹿じゃないって。しかし答案には全く回答を書けない。数学が特別に立ちはだかっていました。父は教科書ガイドのようなものを買い与えて中学まではそれがあるから大丈夫!!を誇示してたんですが、数学Ⅰ、あたしには難しくてついていけなかった。みんなもいぶかる場面でしょう。数学が関与の符合論のはずだろ??ツインのはてなマークも点灯・・・しかし符合論はツイン思考が常に前面に出て来るというジンクスがあってこれを紹介しておきましょう。岩城さんと聞くとすぐさま反町さんが浮かぶ。なぜなのか?そこは解明出来ます。雰囲気が似ているから。おとついですがヒロミがパラシュートをリュックに仕舞えるグッズを持っていてそこで芸能仲間の伊藤さんと岩城さんの紹介があったんですが、あたしは一日経過して岩城さんの名前を完全に忘れる・・・しかし焦らない。まず反町さんを思い出そう!!って。そして引っ張らせます。その甲斐あって岩城さんも出て来て難を逃れる。反町さんを思い浮かべると岩城さんが自動承認で出て来る。そういうツイン思考が実は符合論の原理にはあるのです。