型破りにして緻密!!

 世の中をアッ・・・と言わせられるような時代の寵児はそう簡単には生まれないし頻度も低い。確率が中々低くて、世の中に頭角を現さないけど、結構自他ともに現している場合は数多くある。例えば教員同士、教員の身内で・・・。私は長い間戸石小学校の教員をしている伯母にこう言われます。あの坊っちゃんこそが、あなたのライバルになるって。彼の氏名を聞きます。本当に中学校になって同じクラスになるのですが、そこで田舎独自のいやらしい苛めに彼が遭う。その場面に自分が出くわしたことも今となってはあれは伯母の啓示だったのかも?って。学年一に頭がいいとかではない、クラスで三位くらいで、彼は公務員になって様々な部署を転々とします。その度に出世していく。だから年金もきっと今半端ないって羨ましくなるんですが、中学時代これでもか!!これでもか??って苛めを受けていたあの姿から私はひっそりちゃっかり学んでいたことも言えて、実は彼は常に笑顔だったんです。フツーはそんなことは出来ない。我慢強かった・・・。いずれ、この冷やかしが止む日が来るって、クラス替えの日を進級する時を、じっと待ったんだな・・・って。偉いな!!って私は思う。これだけ毎日言われても耐えられた、しかも笑顔で。そういう話したのも我慢をひけらかす訳ではなく、いずれ、クラスが替わる、その時にいじめっ子たちとさよなら出来ることを想定しつつ担任を目撃者にして我慢に徹した。このクリアな精神を褒めたいのです。