相手を食うということ・・・

 作家として私がもっとも恐れたのは相手を食うっていう言葉・・・。最初は何を表現しているかてんで分からなかったんだけど、ある日解明される。新人の役者が今まで居た既存の名前のある役者たちを食う程の演技をしてみんなを驚かせる。戦慄が起きる。こういうことは日常茶飯事に起きない。だからこそ、食うっていう二文字に魅了される。尋常、私達は日頃ぼんやり生き過ぎて、過ぎたるは及ばざるがごとし・・・って、そのぬるま湯に浸かって久しい。中々抜け出せない。けど実社会はそうではない。サバンナも同位。その中で苛めに遭ってもゴリラのようちゃんがなぜ、安泰で来られたか?動物占いで唯一、空を飛べるペガサスだったから。参考にはなったでしょ?もちろん相手を食う必要もない。