みなとメディカル呼吸器外科井上先生

 他の病院でドレーンを二個もぶち込まれて、身動きの取れなかったPちゃんを2014年1月に、腹腔鏡手術で見事に再生させてくれた井上先生と一階のコンビニでばったり出会い、高熱が出てPちゃんが入院していることを伝える。先生は心配そうな表情で私を見つめる。ひとりひとりの患者のことを覚えているはずはないのに、このドクターはちょっと視点が違うのかもしれない。呼吸器内科しか今のPちゃんは扱えないことを今年四月に診て貰った時にアドバイス頂いていたものの、それでもこのドクターには心がある。何か模索してらっしゃるようなのだ。ぼろぼろと言い切ったあの若い女医にないものが井上先生にはしかとある!!